ほう、を日常に。『評論サークルSORA』です。

この冬のコミックマーケット(コミケ、C87)では新刊を落とし、2015年夏の発刊予定としました。代表のtsubasaがふがいないせいで、ご期待に添えず申し訳ありません。何よりも私のスケジュール管理の不行き届きが原因ですが、どうしてこうなったのか言い訳をさせてください。

私は東京多摩地域ののどかな住宅街に住んでいます。非常に古い木造アパートですが、家賃は55,000円。お風呂とトイレは振り分けですが、西日の差す部屋で、目立った設備もありません。いまは不況で空き家問題が叫ばれていますから、市場価格としては4万円前半や4万円を切る家賃でもおかしくありません。

さて、私が入居したあと、ヤクザと見られる年配の男性が隣に引っ越してきました。私のmixi日記をご覧いただいている友人各位はご存じですが、彼がヤクザらしいと気づいたのは「夏に上半身裸で洗濯していたのを私が目撃した(入れ墨が…)」こと、「わけぇ衆に○○をやらせる」「組長と若頭と酒を飲んだ」「十日で五割の利息でカネを貸した」などと自慢しているのを聞いたからです。

暴力団取締法は、組事務所としてどこかの建物を利用している場合、住民からの損害賠償請求を妨害してはならない(30条の2)など、さまざまな規制を敷いています。今回のケースでも、組事務所として使用している実態があれば警察の介入は容易でした。しかし、ヤクザはただ住居として使っているだけのようでした。

ヤクザは、住み始めてしばらくは、私と良好な関係を築こうとしたのか、私に「テレビがうるさくないか。うるさければすぐに言ってくれ」と声をかけたり、昆布の佃煮やら芋やらトウモロコシやらを持ってきたりしました。正直なところ迷惑でした。無関係の私が暴力団と親密だと思われるかもしれないし、もらい物をしたことで何か言いがかりをつけられる可能性もあったので嫌でしたが、もらわないと危害を加えられるかもしれないと危ぶみました。幸い金目のものはありませんでした。

その後ヤクザのところには、債権回収業者と思われる男性が訪れたり、若い男性が深夜に訪れたりするようになりました。彼の部屋の電気メーターから配線が抜かれ、ガスのメーターも停止されるようになりました。金銭トラブルでしょうか。

2年前の4月のある日曜日。早朝に男性たちの騒々しい声が聞こえるので、あまりの騒がしさに外に出てみました。そこには私服と制服の警察官6名が。窓の下をのぞくと、窓の下にも警官がいます。ヤクザの部屋を包囲していたのでした。

(2)に続きます。

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