労働相談の受け手を体験した話──その相談窓口でよいのですか

ほう、を日常に。評論サークルSORAのtsubasaです。

労働相談員を体験しました

今年(2014年)の5月頃から、私は、あるNPOで非常勤の労働相談員を体験してきました。非常勤と言いますが、要は無給のボランティアです(ボランティアとは言え、相談で受けた個別事案についての秘密は厳守する旨の誓約書に署名していますし、対外的には「非常勤スタッフ」という言い方をしますが……)。ここでは1日最大で数十件の相談電話とメールが殺到するそうで、そのどれもが深刻な相談ばかりです。

私ははじめ「長時間労働で死にそうだ」「残業代をもらえない」などという相談が来るのかと予想していました。しかし実際は「上司に暴行された」など、もはや会社による組織的な刑事事件というレベルのものから、慣れない職種への配置転換、家族を抱えての転勤などの悩み、無実の罪を着せられて懲戒解雇…など、通りいっぺんの知識では対応しにくい相談が寄せられています。

これらの相談に対応する相談員の数は、一桁前半です。その忙しさをご想像いただけるでしょう。

さて、私は守秘義務を負っているので、このNPOで見聞きしたことすべてを同人誌のネタにはできませんが、衝撃だったことが2つあります。

法学部に入学しました

ほう、を日常に。評論サークルSORAのtsubasaです。

少し前のことになりますが、サークル代表の私(tsubasa)は大学法学部(通信教育課程)に入学しました。いままで法律の素人としてサークルで評論活動をしてきましたが、表現の自由や労働法に関する本を出してきて、読者にも法学部出身者や学生さんが増えてきました。私の本を読んで、ご自分の法律問題について相談なさる方もいらっしゃいました(私は無資格者ですので、知己の弁護士を無料で紹介しましたが)。そろそろきちんと勉強したほうがよいと思ったのです。

働きながら勉強するのは大変ですが、のんびりやっていきます。